昨日、MAT fukuoka の建築ツアー、博多小学校を見学に行ってきました!!
所長とオオイシさんとわたし。P&L総出です・笑
学校のプロポの勉強になるのではないかということで。
それはもう、勉強になりました!!!
ちょっとwiki知識。
1)福岡市立博多小学校。-4つの小学校の統合学校-
2)2001年竣工。
3)建築家は、福岡市出身の工藤和美(シーラカンスK&H)
4)コンセプト:学校はまち・まちは学校
5)地上5階、地下1階。鉄筋コンクリート造り。
階段状の「表現の舞台」に集合して、
九州大学の学生(ボランティアスタッフ)が案内してくれました!
質問してもちゃんと答えてくれます!!勉強していて感動しました!
1.博多小外観 - コンセプトである、学校はまち・まちは学校 と言えるだけあって、地域に解放された学校で、敷地内には奈良屋幼稚園、奈良屋公民館があります。でも小学校の敷地は、普通の小学校の3分の1ほどらしいです。
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(C)ame2.内観 - 間仕切りなど明確な「教室」の区分がないオープンスクール構造。気になる音の問題は、可動式の大きな戸と吸音材(パーティクルボード)で解決しているようです。
教室と教室の間には、丸い棒(レール)があります。
これは、カーテンをつけて、体操服を着替えるコーナーになったり、作品をかける掲示レールになるそうです~ 変幻自在~
職員室もなく、ふわっとした教室のあいだに、オープンな職員スペースがあります。子供たちになにがあってもすぐ行ける!ということでした。
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(C)ame教室の一角には、H1,500のアルコーブなどもあり、わくわくがいっぱいです!!
3.図書コーナー - 教室と教室の間に、新聞が読めるコーナーや読書スペースがあります。図書館のサテライトスポットみたいな感じでスケール小学生用に小さくて、魅力的な空間でした~
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(C)ame4.教室のすぐ隣のトイレ - トイレという暗く湿っぽいイメージをとっぱらった教室横の明るいトイレ~トイレの壁が掲示板w
とにかく小学校というのは、掲示するものがいっぱいだそうです。壁もあんましないですしね。
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(C)ame5.家庭科被服室+理科室 -危険な作業の部屋。家庭科室は、ランチルーム横にあります!!こういった、部屋ごとの使い方に合わせた間取りも勉強になりました。
大きな黒板は、可動式。左右あり、これは、戸の役割も果たすという~ 上の丸いレールは、暗幕のついているカーテンレール。くるっと閉めると映像を見るスペースになります!!発想すごすぎ~
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(C)ame6.屋上の青空教室とソーラーパーゴラ。
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(C)ame7.ランチルームの洗面と教室内にふとある洗面コーナー。
低学年と高学年では、鏡の取付け位置が異なります。ガラスが丸くてかわいい。大きすぎず、小さすぎずのベストな大きさは、ちゃんと計算された大きさだそうです!
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(C)ame表裏も無駄もない開放的な設計に刺激をウケて帰ってきました。
10年前に経ったとは思えません。。。
欲を言えば、実際子供たちがどうやってつかっているのか授業参観行きたいですw
帰りカメラのバッテリーが壊れました。。。あ~まだ1年も経ってないのに。。。
でも、博多小ギリギリ撮れたので、よかったですー。
fujiki