こんばんは~。
昨日、今日と中州ではジャズ三昧ですね~。
夜も涼しくいい季節になりました。
私も少し覗いてきましたが、あんな素敵なイベントがタダだなんてすごすぎ!!
中州にお金を落とさないと!!と思っていますがなかなか行くお店も無いので
キャナルで買い物しました!これも経済効果!?
さてさて。。。
先週、MATツアーの続きとして、日曜の朝からもう2カ所廻ってきました!
西日本シティ銀行本店 と 福岡銀行本店。
どちらも有名な建築家。磯崎 新氏 と黒川 紀章氏設計。
西日本シティ銀行は1971年設計。40年も前の作品なのに、素材にインド産の赤いインド砂岩をふんだんに
使った、古さを感じさせないモダンなデザインです~。
一般には公開されていない貴重な上層階の役員用の応接室をいくつか見せていたのですが
当時の頭取がアートが好きだそうで、全部の部屋のしつらえを
それぞれいろんなデザイナーにお願いされたそうです。
西日本シティ銀行本店の役員室は別名「アートルーム」と言うらしいです。
ゴッホの『ひまわり』があるという都市伝説もあるのだそうです!
5つの応接室にはふんだんに現代アートの作品が使われています。
ひとつは改装中で4つ見せて頂きました。
影のアーティストと呼ばれていた高松次郎氏の「影の間」には秘密がたくさん。
ほんとびっくりです!この方の作品が空間として残っている唯一の場所だそうです!
西島伊佐雄氏が手掛けた応接室には山笠のイラストが
壁2面に渡って描かれていました。テーブル、イス、照明に至るまで丸い曲線の
ものでしめられ、長居しても疲れないように凝らされたものとか。
圧巻は役員会議室で、作品・作者名はド忘れしましたがレッドブルームスとか何とかで、
モスクワの赤の広場を題材にしたおよそ2m四方もあるブリキ製のような大きな立体作品。
著名なアート作品が沢山あるのでここは写真がNGだったのですが
なかなか見れない場所なので、貴重な体験となりました~。
なんと、1Fのヘンリー・ムーアの巨大な彫刻作品は3億円だそうです~。
今も200点程のアート作品を銀行で所蔵しているとか。。。どんだけ金持ってんだ!!w
。。。と言った感想を持ちつつ次の場所は
福岡銀行本店です!これは1975年作。
この、びっくりする吹抜け大空間は一般の方に公園として提供されているスペースだそうです。
建物の大部分に公共性を持たせているのだそう。へ~。
表から見えない、地下1Fにあるお庭。
こんなのがあるなんて知りませんでした~。
当時の模型。木でできています~。
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(C)kayo福岡銀行 地下音楽ホール
これは、壁から床から天井まで全部木でできています!
松の木だそうです。
今の建築基準法ではこんな大きなホールの
内装に木材はNGなので
日本唯一の木造りのホールだそうです。貴重ですね!!
しかも福岡は中心部のほとんどが埋め立て地なので地下7m以下は
海水が出てくるそうです。
なのでこの地下4Fにも渡るホールは上のメイン建物からも、周りからも(すぐ横は地下鉄が走っているので)
空間を空けたいわゆる『免震構造』になっているのだそうです!
そして浮かないように地面には重しがしてあるそうですよ。
40年ちかく前にできたのにすごい!!先駆けですね!
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(C)kayo
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(C)kayoなぜ、上の方はランダムに貼られていて、下はフラットなのか???
聞いてみましたら、上の方は、吸音を考えてこの形状。
下の方は。。。満席になっている事を考慮して、あえてフラットなのだそうです。(人がある程度吸音するので)
へ~と思いました~。
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(C)kayoしかも、この後サプライズでピアノの演奏がありました~。
さすが!このホール!音がとっても良く、感激しましたよ!!
日曜の贅沢な午前中でした!
あ、あとこないだまであってた水戸岡鋭治さんの『大鉄道時代展』!!
ちょっと皆さんと観点が違うかもしれませんが
水戸岡さんの作品の中で好きだったもの。
第1位!電車用の赤ちゃん用ベッド&天使のグラフィックロゴ。
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(C)kayo第2位!フェリー用の座席。これはカラーリングがとてもかわいくポップで、水戸岡さんのイスの中で一番好きでした。
壁一面のテキスタイルもキッチュでかわいい。水戸岡算のデザインって多岐に渡ってますね!
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(C)kayo
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(C)kayo
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(C)kayo第3位!カバのカワイイグラフィックポスター!
このデザイン大好きです♡
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(C)kayoオオイシ