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こんにちは。
11月になりました。

こちら福岡市は、本日からやっと冬が始まったのかな?といった、北風の吹く朝でしたが
先日の3連休はとても清々しく、昼間は半袖で過ごせる程の陽気で良い日々を過ごしました。

ワタクシの秋といえば、毎年楽しみにしているイベントがありまして。

『博多・天神落語まつり』と『薬院てんてん市』です。

たまたま、今年はこの2つが日程が重なってしまい、
調整にちょっと苦労しましたがなんとか両方参加できました!

落語は東西の協会も違う有名な落語家さんが一堂に集まって変わりばんこに
出てくる贅沢なイベントですが、(毎年4〜5公演ほど行きます笑)その話はまた今度にして。。。

今回は、10年以上関わっているイベント『薬院てんてん市』のお話です〜。


毎年、春秋の2回で、大体5月末と10月末あたりに開催しています。

今年の秋は11月5日(日)に開催でした。

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参加メンバーに子供が産まれる前から、ゆるく仕事外の方ともお知り合いになり

年に2回のイベントのみでお会いしてお手伝いをしながら、
ちょっとずつ仲良くなって繋がっています。



このくらいの関係がちょうど良く、毎回お客さんの数も違うので、いろんな試行錯誤をしながらのゆるく継続中。


そんなに売り上げがドカンと上がる訳ではありませんが、
お久しぶりのメンバーと会い
おしゃべり半分、お店半分、ピクニック感覚で
楽しく参加しているイベントです。

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コトの発端は、以前から仲良くさせていただいている
同業者Oさんのパートナーの方が
『婦人服のアパレルメーカー』で生地の買い付けから製作販売までを家族経営されていまして。

そのアトリエから出る大量のハギレが、品質も大変良くそのまま捨てるのももったいないし、、、ということで

手芸が好きだった私と藤城さんにお声がけしてもらったのが最初でした。



なんかいろんなアイデアを出しつつ進んでいきましたが、最初の頃はそのハギレを集めて小分けにし、

畳み直したりディスプレイ用に可愛くまとめたりと事前準備をしていました。

その時に気に入った布を分けてもらい
、それらでみんなそれぞれの得意分野を生かしながら
子供服や、小物、アクセサリーなどを作ったりして
売ったりしています。


ハギレといっても2m以上の長さがあるものもあったりします。

服の切り抜きがあるので形はバラバラですが、『え!!こんなに大きい布がハギレ!?』と毎回驚くことも多いです。


あまりにも量が多いので、各自作業代として無料で分けていただいたりして、
素敵な布に囲まれて幸せな気分です♪



高級婦人服なので、イタリアの輸入生地なども多く、刺繍が凝っていたり、
リバーシブルで使えたりと
とにかく品質が高いです。

これだけ長く続けていると常連の方も楽しみにしてくれていまして
開催すると朝イチで大量に買ってくださったりしています。


手芸が好きな方にはかなりいい布がお値打ちで手に入るので、おすすめです。




…と言いつつも、コロナ禍もあり3〜4年ほどお休みしていましたので、
今年は布のみの販売がメインでオープン。


それでも常連のお客さんが来てくださって結構賑わうので、いつもあっという間に1日が終わります。

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いつもの常連様がここで購入した布で製作したというバッグ!
ゴールドの縁取り(写真だとシルバーに見えますね〜)でハギレをパッチワークしてくださっていて
とても素敵でした!

コロナの少し前、3歳頃からOさんの娘さん、私の娘がちょっとずつ興味を持ってくれて

お店屋さんごっこ感覚で毎回参加してくれています。

今年はもう小3、小4です。


確かに、私もそんなイベントがこの年の頃にあったら絶対参加したいな〜と思うし、いい経験ですよね。


自分で作って自分で売って、その売り上げもお小遣い程度にいただける、という(しかも材料代は親が持ってくれるし笑)

張り切って参加してくれています。


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今回は私の娘が同級生を2人誘って、女子4人でわちゃわちゃと楽しそうです。



午後から全員揃ったこともあり、最初は楽しくおしゃべりしてましたがだんだん『暇〜』と言い始めます。

こちらは引率で来てくれてるママさんと話したり、たまにくるお客様の接客したり意外と忙しい〜。

子供は飽きっぽいので、何か盛り上げようと提案しました。

『メイン会場に売り子しにいこっか!』



以前、あまりにもお客さんが流れてこないので、私、藤城さん含め3人で

カゴを肩から下げて売り子をしに行ったことがありました。

お、あったあった、探したら出てきましたこの写真。
2013年でした。10年前です笑

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2013年春のてんてん市はこんな感じでした


意外と小物が売れて、お客さんと話したりと気持ち的に盛り上がったので、
子供なら大人の目も引くし(マッチ売りの少女状態)と歩いて行くことになりました。

一人、ちょっと気が乗らない子もいましたが、みんな行くなら〜とついてきてくれて。


それぞれのママも黒子として一緒について行くことに。



すげ〜と思ったのは、道すがら大声で『クルミボタン、いかがですか〜?』と言いながら歩いている!

目があった人みんなに声をかけていく。なんか怖いものなしです!


一人で歩くおじさんにも話しかけてましたが、流石に売れないので

『コツは、若いカップルか、孫がいそうな女性2人以上とかがいいかもね〜』と
アドバイス。



途中、パスタ屋さんから出てきた同級生の男の子親子を偶然見つけて
その子にも売っていました。

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男の子は優しくて、自分のお小遣いで買ってあげていました。

令和の小学校男子はなんて素敵なんだ〜〜〜泣



そして薬院大通の交差点で信号待ちしていると、すかさず横にいた若いカップルに話しかける。

少し離れて見守ると、『500円もらった!』と。

よく聞くと、1個100円のくるみボタンに500円渡され
『お釣りはいらないので、みんなでなんか買ってね』と言われたそう!!!

なんていいお姉さんなんだ〜〜〜!!



この出来事たちに味を占めたのか(こんなの完全に奇跡だから!!)ますます売る気満々でメイン会場へ。

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時間はもう15時をまわる頃。
16時には閉店なので、少し人も減ってまばらになっていました。

知り合いの『ブルーランク』さんがお知り合いのお店の前で販売中なので、
その脇の場所を貸してもらいました。

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それでもなかなか売れず、大声で売り込みしてたこともあり、
参加中の飲食店の方が休憩中に来てくれたり
、隣のブースでバッグを検討中の方に売ったり…。

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それでも、人が少ないのでなかなか思うように売れず、だんだん揉め始めます。

4人が2手に分かれました。

『もう少し奥の通りまで行って売りたい!』

『もう時間がないし、元の場所に戻ってそこで売りたい』


疲れもあり、階段に座り込んでちょっと険悪な雰囲気に。

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それぞれのママになんか言いたげですが
『4人で話し合って決めてね』と見守りました。

とうとう元の売り場に帰りたい2人は泣き始めます。


話し合いの結果、戻ることになりました。


お腹空いてたこともあったようで(泣いたからかな?)戻ってお菓子を食べ、
機嫌を直して4人で仲直りもして、めでたしめでたし。



私は、夕方からまつり最後の落語会があったので、そのまま子供を預け

チャリで会場を後にしたのでした。



結局、その日のメインのハギレや小物の売り上げは3〜4万ほど?くらい。

子供のくるみボタンの売り上げは
4,000円弱になりましたので、みんなで分けて楽しく帰ったようです。
(一部私の個人的に持っていったボタンも勝手に子供の売り上げにされましたが)



長く参加しているこの『薬院てんてん市』も次のフェーズに入ったのかなぁ〜といった感想です。

娘が小学生の間くらいは楽しんでくれるのかな?と次回開催の内容も練りたいなと思います。



長く同じメンバーで続けていると、中だるみというかルーティンになるので

こうやってメンバーに変化をつけながら、もう少し続けていけたらいいな〜との
想いを馳せた
、小春日和の日曜日でした。



ここまでの長文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました〜。



オオイシ
11:03 No.916 趣味 PERMALINK COM(0)
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