こんにちは。
ピーアンドエル スタッフのオオイシです。
お久しぶりです。
おそらく今年初めてのブログかもしれません〜。すいません〜。
実は、今年度に入って、本格的に私はテレワークになりました。
1〜3月は移行期間として、徐々に自宅の環境を整え、4月から本格的に、といったスケジュール。
子供が来年から小学校に入学するというタイミングに備えて、
なるべく自宅で仕事をしながら、家事も家のこともやっていこうと事務所と相談して決めました。
、、、がそれと同じタイミングでコロナ騒動。
それと同時に、体調を崩したのか、帯状疱疹で入院したり、4月からいろいろと大変な半年でした。
そして、夏も終わり、最近はやっと展示会やら映画なんかも楽しめるようになってきたので
チョコチョコ出かけています。
そして、楽しみにしていた展示会が今月から始まりました ♫
『原田 治 展』@アジア美術館!!!
はらだ おさむと聞いて、すぐ分かる方は少ないかもしれませんが
『OSAMU GOODS』といえば、有名ですよね!!
サンリオと一線を画す、このアメリカンダイナーのような雰囲気のセンスの良さ〜。
この、かわいいイラスト〜。1984年からミスタードーナツの景品グッズとして有名になったこのイラストの小物たち。
なんと、今までに1万種もグッズが出てるそうですよ!!そんなに〜。
そして1976年の(本人30歳の時)OSAMU GOODS発売開始から44年目を迎えたそうです。
展示会では、デビュー作からの原画なども多数展示されています。
雑誌や広告の内容に合わせて、約10種類のタッチを編み出し、あらゆる仕事の需要に応えて使い分けていたそうです!
しかも、写真は自由!これはすごい〜。みんないろんなとこで
『かわいい〜』パシャ!の嵐。
私が特に気になったのは、このデビュー作のイラスト。もう完成されている可愛らしさ。
『平凡パンチ女性版』に掲載されたこのオサムくんの意地悪シール集というページ。
多摩美術大学を卒業後、渡米し、ニューヨークの半年ほど滞在し、
その頃一世風靡していたプッシュピン・スタジオの作品に接し
毎日のようにプッシュピン風イラストを書き溜めていたそうです。
帰国後、その時に書き溜めたイラストがアートディレクターの堀内誠一氏の目に留まり、
掲載された作品ですが、このシール、欲しい〜〜w
その後、『an・an』の創刊号からイラストを書き始めたそうです。
その頃のイラストは、ペン画+カラーマーカー、オーバーレイ(カラーシート)などを駆使したイラストで、
色の組み合わせ方が秀逸!
しかもこの頃の方はレタリングが抜群にうまい〜。PCないからね〜。
原画はペンが少し滲んでいたり、ホワイトで消した痕が見えたり、オーバーレイの切った跡が見えたり、と見応えあります!
カルビーのポテトチップスの『ポテト坊や』は未だ健在ですよね!少しレトロでかわいいので、もうこのままでいて欲しいです。
グッズのレイアウトも最高〜。この、ボタンとか今でも作って欲しい!
イラストと共に、小説や絵本の装丁なども多数手がけられていて、まるで日本のディック・ブルーナのようです。
還暦後は、一年の半分ほどを都会から離れたアトリエで好きな抽象画を制作して過ごしたそうです。
2016年に70歳で亡くなっています。
40年ほど前にこの普遍的な可愛さが確立していたという凄さ、しかも今はまた80年代カラーのイラストが流行っていたりしますし。
高橋由季さんとかも大好きです。
https://takahashiyuki.com最後にあるグッズ売り場がヤバイです〜。人がめちゃくちゃ多くて、
初日の夕方だったのにもう売り切れたモノが多数。。。
なんとか買えた戦利品たち。この公式図録のクオリティがすごいです。
オールカラーで、A to Z でいろんな仕事が分類されて掲載されていて、特にグッズの写真が可愛すぎます!
事前予約などはいりませんが、土日は必ず待ち時間が出るので、先にアクセスして整理番号をもらい、
30〜90分ほど待つことになるようです。
お買い物ついでにいかがでしょうか?
私は、平日にでもまた行ってみようかな〜と思っていますが〜。
お客さんはやはり女性がほとんど、年齢は意外と若い子もカップルも結構いました。
やはりOSAMU GOODSは、老若男女、みんなの気持ちをゆさぶるかわゆさなんですね!
『原田 治 展』 2020年10月18日(日)まで開催中です〜!
http://www.tvq.co.jp/event/osamu_harada/
オオイシ
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