点と線

2017/09/29(金)
再開発真っ最中の香椎。


以前の懐かしい香椎の風景はどこにもなく、
新しい街並みに変わりつつあります。


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そんな中、駅前で不思議なアートが、、、。


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最後まで立ち退きを頑張っていた店舗の真ん前の看板に、
なにやら怪しげなシミが?。
この店舗は松本清張の「点と線」にも出ていた、
有名な元旅館の恒◯堂。

業態は何回か変わっていて、最後は薬局でした。
猫も出入りして、なにやら怪しい感じプンプン。
その向かい側にこの看板があり、裏側に今回のアート?。



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よく見ると人のシルエット。
しかも男女で、恰幅の良い男性と芸者風の女性に見える。
ならば「点と線」に出てくる香椎駅で降りて、
海岸で殺された官僚の狭山と、旅館小雪の女中のお時!。

もし描かれたものであれば、かなりの画力。
しかしこのタッチでここまで描けるかは疑問。
ならばシミか偶然の汚れか?。



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何れにしても不思議なアート。
香椎の再開発で消えゆく情景と人の想いが、
何気ないシミをそう見させるのでしょうか。

初老の鳥飼重太郎に成り代わり、
しばし点と線の物語に想いを募らせていました。



fukazawa
09:30 No.789 建築 PERMALINK COM(0)

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