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大北斎展

2011/05/13(金)
雨も上がって、すっきりした青空に誘われて、

福岡市博物館で開催されている「大北斎展」に、

行ってまいりました。

会場は、版画(富岳三十六景が有名)
    版本(読本押絵、今の漫画?)
    肉筆(1点物の芸術作品)

の3つのコーナーに分かれて、展示されていました。

特に、版画の迫力は素晴らしく、

構図、デッサン、タッチ共々、

現在同じ様に描け(作れ)と言われても、

出来る人はいないような気がしました。

今回、ポスターの表紙になっているのは、

あの有名な「神奈川沖浪裏」の作品です。

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2 posted by (C)ame

8色刷りをそれぞれを順番に重ねて行く作業が、

版木と共に、展示されていました。

驚いたのは、版画の大きさです。

原画全てが、A3サイズよりも小さいのです。

それが、拡大されても全然不自然にならないのは、

日本画(版画)の特徴なのでしょうか。

あの赤富士も、同じサイズでした。

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1 posted by (C)ame


生涯30回改名し、60回引っ越しをし、200名の弟子をしたがえ、

日本画のみに留まらず、89才迄描き続けた奇才の絵師、

「葛飾北斎」。

現在でもこの墨線と別色使いの技法で、

何人ものイラストレーターが描き続けているかと思うと、

そのクオリティの高さには驚かされます。

もっとも本人は、

80才になった時も、

神様に「私はこれから先も、ますます上手くかける様になりますから、

どうぞ寿命を延ばして下さい。」と、

お祈りをしていたというのですから、

驚きです。

ここのところ、不安定な状況でありますが、

しばしのタイムスリップにて、元気を貰って帰りました。

今月22日まで開催されていますので、

一度覗かれてはいかがでしょうか。

フカザワ
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