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こんにちは!

先週末、ひさびさに、かんどーしまくりの映画を観ました!

『イリュージョニスト』!!!

アカデミー賞長編アニメーション部門にもノミネートされている
シルヴァン・ショメ監督作。

ベルリン国際映画祭での公開を皮切りに、
フランスやイギリス等で次々と公開され、高い評価を得ました。

日本ではクロックワークスと三鷹の森ジブリ美術館の配給で、
福岡では、4/9の土曜日からソラリアシネマで上映中です。

『イリュージョニスト』日本語版予告編




前作の『ベルヴィル・ランデブー』から7年。
シルヴァン・ショメ監督が今回手掛けたアニメーション映画です。

『イリュージョニスト』の脚本は1982年 に75歳で亡くなったジャック・タチが、娘のために執筆したもの。

「フランスの喜劇王」とも呼ばれる彼が主人公の、
暖かくもどこか切なくなるストーリーで す。

シルヴァン・ショメ監督はジャック・タチの熱烈なファンの一人であるため、
彼が今回この脚本の映像化を務めたのも納得です。

この映画、ほとんどセリフもBGMもないので
あらすじはちゃんと頭に入れておいた方がオモシロく観れます。

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映画の舞台は1950年代のパリ、そしてエジンバラ。
ロックバンドやテレビの台頭により
めっきり客の減った初老の手品師・タチシェフは、
ある客の紹介でスコットランドの離島に
しばらく身を置く事になります。
彼を快く受け入れてくれた片田舎のバーで出会ったのは
アリスという名の少女。

手品で靴の贈り物を出現させた彼を、願い事を何でも叶えてくれる
魔法使いだとすっかり信じきった彼女は、
エジンバラまで一緒に彼に付いて行きます。
そして始まった言葉の通じない二人の奇妙な共同生活。

少女に生き別れた娘の面影を見たタチシェフは、
その間も彼女に「魔法」で様々な贈り物を与えます。
しかし無理もそう続かず…。

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とまぁストーリーは大体こんな感じなんですが、
全体的にコミカルに描かれている割に、
度々胸がぎゅっと締め付けられるシーンがあり、
なんとも言えない気持ちになりました。
フランス映画らしい、言葉に表しにくい、
微妙な感情を巧みに表現したほろ苦いエンディング。

皆それぞれ旅立っていくんだなぁ…。最後はなみだがぽろぽろ~と。

今回一番良いと思ったのはやっぱり映像。

キャラクターデザインは『ベルヴィル・ランデブー』のそれよりも
グロテスクではなく、写実的で、丁度よいデフォルメ具合。

登場人物一人一人の動きがこだわりを持って描かれているのは
相変わらずで、歩き方だけを見てもそれぞれのキャラクター毎に
描き分けられているのが一目で分かります。

背景も、暖かみのある色使いと手描き感溢れるタッチが印象的。
背景だけでも飽きずにずっと見ていられます。

参考までに。。。ベルヴィル・ランデブー予告

この作品も大好きです!!!




※注意  

エンドロール終わるまで観て下さいね~。ちゃんとオチが付きますw

笑って終われるエンディングはさすが!!!



オオイシ
12:26 No.419 建築 PERMALINK COM(0)
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