ツアー4日目、今日も朝8時半の出発です。
ほんとに朝早いスケジュールなのに、皆さん誰ひとりとして、
遅刻しません。
本日は、パッシブハウスの見学です。
まずはバスで30分かけて、アーヘンの郊外へ、
2戸つながった建築家の家を見学。
家人がパッシブハウスに改造し、
その実例を、プロジェクターを使って親切に、
紹介してくれました。
センス的には?でしたが、本当にエコのことを考えているようで、
好感が持てました。
中でもネコの為の、2階へのキャットウォークが面白い!。
次はバスで15分の、ハーン・ヘルテン設計事務所。
これは外観からして、センスがいい。
室内空調を地熱と熱交換器システムにより、
快適環境にしているということを、社長自らが力説してくれました。
ドイツ人らしく一分の隙もなく、立て板に水な説明が心地よくなり、
皆一同ウットリ、、、、いやいや、感心しながら聞いていました。
その後、事務所内を写真撮影させてもらいましたが、
ほんとにこちらは全てにおいて、進んでいます。
スタッフが日頃使っているであろうカウンターで、
おいしいチョコレートと飲み物が振る舞われて、
好感度さらにUP!。
おみやげはチョコレートにしょうと、ここで決めました。
つぎの2件も同様に、地下の地熱による熱交換システムを利用していました。
建物のデザインは2つ共、非常に個性的で面白かったのですが、
アーヘン工科大学はあまりうまく、行ってないようでした。
夕暮れ迫った最後のケルンの見学は、Econcoern本社です。
外観が全面赤の破砕ガラスで覆われており、
夕日に照らされて、非常に印象的でした。
内部空間や屋上緑化、ソーラーシステム等がセンス良く配置され、
通常の5分の1のエネルギーで稼働しているとの事。
DGNBによるアトリウュムの評価金賞のマークが、
エントランスに輝いていました。
外に落ちていたガラスのツブは、チャッカリと3粒頂いてきました。
空調万全のこの会社を出て、夕暮れの外の空気がなぜか、
心地よく感じたのは気のせいでしょうか?。
ドイツは年間気温が日本よりかなり低いとは聞きましたが、
日本でよく見る室外機のたぐいは、一度も見ませんでした。
考えさせられた一日でした。
明日からツアーも後半です。
疲れもピークの様ですので、今日は早く寝ます。
フカザワ
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