滞在時間、7時間。東京へ日帰りで行ってきました。
先日JARA(日本アーキテクチュラル・レンダラーズ協会)が行った、国際コンペティション(JARA大賞公募展)「美術館・博物館を描く」という公募展に応募したところ、わたしは賞ではなく選外佳作の部門で選ばれ、そのオープニングパーティー・授賞式を見に東京へ行ってきました。
DSCF3669 posted by
(C)ameDSCF3702 posted by
(C)ame 福岡でパースを描いているindigoの春崎さんは、審査員賞という有名建築家が選んだという大きな賞を受賞され、会場で出会いました。
が、壇上にあがりたくない。。。。とポツリ(笑)こぼしてました~w
春崎さんらしいですwww
DSCF3673 posted by
(C)ame 会場は、田町駅から近い建築会館で行われていました。
ホールでは、出江 寛さんの公演ー「侘び・沈黙」と現代建築ー
そして、授賞式が行われ、中庭をはさんで反対側では、今回の公募作品の展示がありました。
今回、受賞作品には、専門学校生や大学院生などの作品もたくさんあり、会場では、先生も引率で来られて、生徒たちと一緒に写真を撮っていたりとそこには希望があって、夢があって、活力を与えてくれて、勉強になって、喜んでいる姿を見て、うれしくなって、わたしもこんなの描きたいとエネルギーが湧いてきて、プラスなものしかなかったです。
CG、手描き、やはりCGの割合は多いかったけれど、福岡よりも手描きは多く、なかでもコーヒー館をコーヒー汁で描いた作品には、ウケました。
コラムデザインセンターの山本勇気さんが会場に来られていて、2年ぶりにご挨拶させてもらいました。山本さんは、手描き、CG両方されているそうですが、手描きがメイン。
イラストも描いていたり、教室の先生をしていたりと、なんでもできる器用な方です。描いていたパースには、惹きつけられる魅力があって、足が立ち止まりました。
DSCF3675 posted by
(C)ame 建物に合った侘びや朝の鳥の鳴き声などが伝わってきました。会場では、仕事の話や作品の裏話をたくさんお話して、ずっとご一緒させてもらってました。授賞式のときに、なかなか山本さんの名前が呼ばれず、最後まで残っていて、わたしは飛行機の時間が迫ってきていたので、挨拶だけして帰ることに。
JARA大賞が載っているからと最後に配布予定だった図録をひと足はやくもらい、電車の中で見てみると、、、、
なんと!!JARA大賞「山本勇気」と描いてあって、それはそれはうれしくて、にやにやして帰ってきました。
おめでとうございました~!!!
わたしも、JARAの上野さんから選評をいただいて、うれしかったです。
あまり考えず構成したのですが、ここまで拾ってくださって。。。w
2050年の美術館を描く。このテーマで、オリジナル作品を出しました。
DSCF3684 posted by
(C)ameDSCF3683 posted by
(C)ame -わたしが考えた40年後の美術館-
1.日本亜熱帯化。数センチ大陸移動。
2.ガラスにかわる柔軟性のある薄い膜的新素材の発明。
3.美術館は、さまざまな用途で使えて、最高でシェルターになる。
4.外観山状。水に浮かぶ山状の島の中身が美術館で地下で一体化。
5.水に浮かぶフローティングボードで、美術館内移動。
未計画すぎて、描くのにちょっととまどいながらも
最後は、これでいいや~。って感じになっていました。
あまり絵を断定するのは、よくない。
見た人がどうにでもとれる程度でとめています。
次回があるなら、提供図面部門で手描きでやってみたい。
JARAの坂井田理事長や上野さんが影でたくさんの時間を割いて、この展示会を開催
することができたと来賓の方からの挨拶があり、それを聞いて改めて心から感謝の気
持ちでいっぱいになりました。作品の選出、審査員、来賓、協賛対応、搬入搬出展
示、たぶんわたしが想像できる範囲をこえて、その倍の倍くらいの大変さがあって今
日に至ったのだろうと思うと、心動かされるものがあります。
そういうことをあまり感じさせずに会場にいた上野さんのほんわかしたやさしさに
わたしは包まれて、、、、大変だった部分への感謝を改めて。。。。
本当にありがとうございました。
今回の展示会が、希望やこれからパースを描く上での勉強になり、
自分の軸が分かり、目標がもてました。
今日から、また頑張ります。
今回の「JARA大賞」の入賞作品は以下の日程で展示会が行われます。
□東京展
2010年9月11日(土)~9月18日(土) 建築会館ギャラリー
□名古屋展
2010年9月22日(水)~10月7日(木) 名古屋都市センター11階
□大阪展
2010年10月11日(月)~10月16日(土)中ノ島公会堂
詳細は以下のホームページをご確認下さい。
http://jara30th.jara-net.com/02/exhibition.htm fujiki